キシリトールは本当にむしば予防になるのか?

こんにちは!

歯科衛生士の貴島です。

冬本番で本格的な寒さになってきましたね〜!

 

さて、今回のテーマは『キシリトール』です。

 

先日、スタッフ3人で「キシリトールマイスターセミナー」に行ってまいりました!

その名の通りキシリトールについての知識を深め、

キシリトールマイスターの認定書がいただけるというセミナーです。

 

女性ばっかり!!

 

『キシリトールは本当にむしば予防になるのか?』

答えは、、、

 

「なります!!!!!」

 

キシリトールの甘味が唾液分泌を促進して、

唾液の再石灰効果を高めます。

そしてキシリトールが唾液中に含まれるCaイオンと

錯体をつくり(キレート結合)

歯硬組織の深層にCa(カルシウム)を運ぶというわけです。

 

「フッ素との違いは??」

どちらも歯のエナメル質の再石灰化効果があります。

 

フッ素 ▶︎ 初期虫歯の表層を再石灰化。

キシリトール ▶︎ 初期虫歯の底部を再石灰化。

 

「子供にも摂取させていいのか?」

 

もともと新生児の口の中にはむし歯をつくる

ミュータンス菌は存在しません。

ほとんどが親からの感染と生活習慣が原因となります。

なのでまずは母親の健康な口腔内管理から必要です。

お子様は歯が萌出する3ヶ月前からキシリトールの摂取が可能です。

 

【キシリトールの使用方法】

 

●むし歯予防に有効なお菓子

キシリトールガム

キシリトールタブレットなど・・・

*お菓子などは記載されている表示に注意してください。

キシリトールは50%以上配合されているものであること

シュガーレスであることが条件です。

 

●摂取方法

食後・食間 1日3〜5回

3ヶ月以上続ける

 

いかがだったでしょうか?

外食などで歯磨きができなくても、いつもキシリトールを持参していると

安心ですね♫

これから自信を持って

キシリトールの正しい知識を患者さまにお伝えしたいと思います!!